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アピンハダム市博物館

『1900年頃の様式と味わい』展
 
 毎年開催されるオープン・モニュメント・デーで、今年は、19世紀の味わいが満ちました。そのテーマにそって、アピンハダム市博物館も「1900年頃の様式と味わい」展を開きます。
 
 2011年1月2日まで、1900年頃の様式で設えられたリビングや寝室が見られます。豊かに装飾されているけれど、なるほど薄暗い。リンネル類が入れられた戸棚や、クンシランが置かれた小さなテーブル!
 博物館自身が当時の服装の幅広いコレクションを持っており、この展覧会のために、その中から興味をそそる選択がされています。訪問した人たちは、とても美しい小さな帽子、マント、ドレスに見入ることでしょう。当時の女性たちは、そのような飾りをよく着けていました。
 博物館はその他にも、特別な品々の借用展示に成功しています。5歳のヴィルヘルミナ王女が着た刺繍の付いたドレス。ヘット・ロー宮殿の王室アーカイブのコレクションから、1900年にヴィルヘルミナ女王が着用したドレスも展示されています。
 注目の品は疑いなく、黒のウェディングドレスです。黒は1885年からの流行色で、花嫁は他の機会にもそれを着ることが出来ました。展示されている旅行用ドレスも、アピンハダムの姉妹都市、アウリッヒ(ドイツ)歴史博物館のコレクションから。
 目を見張るような家具や食器も、スロホテレンのヤン・メンゼ・ファン・ディーペン協会からのものです。

 19世紀のモードを見ると、信じられない気分になります。当時の女性たちは、現代のスーパースリムなモデルたちに匹敵する体型だったのでしょうか? そうでなければ、そのとても細身に作られたドレスを、どのようにして着たのでしょうか? それは、女性がドレスの下に着けた、特別に引き締めたコルセットの助けによってのみ、着ることが出来ました。医師たちや解放運動が、より大きな行動の自由を求め、締め付ける服に反対することにますます全力を傾けるようになったのは、世紀が変わる時でした。この変化が始まったことで、女性たちがテニスコートに現れました。彼女たちは自転車に乗り、自身で旅行や外出をするようになります。
まだ家庭への愛情に満ちていた昔の世界に興味のある方は、2011年1月2日まで「1900年頃の様式と味わい」展で、そのような心を満たすことが出来るでしょう。
 
アピンハダム市博物館の開館時間
火曜日~金曜日: 11:00~17:00
土・日曜日、祝日: 13:00~17:00
 
>>アピンハダム市博物館(オランダ語)
 
 
写真提供
旅行用ドレス:Ria Bouma
リビング:Ada Bolhuis
 
 
 



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