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フリーランス カメラマン

 
Meijco van Velzen
 
 
 Run Winschoten を紹介するページの作成のため、レイアウト用の写真を探していた時に、Meijco van Velzen(マイコ・ファン・フェルゼン)さんと知り合いました。2007年の100kmマラソンの優勝者、櫻井教美さんと渡邊真一さんの写真を提供してくれたのが、彼でした。その協力をとても嬉しく思っただけでなく、Meijco さんの写真の素晴らしさにも心惹かれました。
 興味津津のそのカメラマンにインタビューする機会を得ましたので、紹介させていただきます。
  
 1957年8月31日生まれの Meijco さんは、子どもの頃 Agfa の小さなカメラを持っていたこと、その後取って代わった本物の一眼レフカメラ Minolta x 700 で大いに楽しんだことを話します。そして1990年代の終わりに、それは最初のプロフェッショナルなカメラ、中古の Canon EOS 1に取り替えられます。これがすぐに重大な結果をもたらします。
 Meijco さん:「スケート競技の熱烈なファンだった私は、90年代の終わりに、スケート世界大会の写真を撮っていました。ある商業ニュースサイトが、私が撮影した写真を使いたいと連絡してきました。私のフリーランス・スポーツ写真家としての人生の始まりはその時から、と言えます。かなりすぐ、とても忙しくなってきたので、自身のスポーツ写真の会社を設立することを決めました。」
 
 疑いなく、あなたの作品は展示されたのでしょう ...
 
 Meijco さんはそうですと答え、フローニンゲン市の Kardinge(カディンゲ)スケートリンクの壁にも彼の写真が飾られていると付け加えます。
 他の写真家の作品からインスピレーションを受けていますか、という問いには、「いいえ、そのようなカメラマンはいません。」という答えが返ってきます。
 
 今どのようなカメラを使っているのでしょうか? スポーツ写真のどこに特に魅力を感じるのでしょうか?
 
 彼は、今でも Canon の EOS シリーズだけを使っている、と話します。3つのボディがありますが、その中のフルフレームカメラです。90パーセントはCanon EOS‐1D Mark Ⅳ を使っています。Meijco さんによると、それはカメラのロールスロイスです。
 スポーツ写真の何にそんなに惹きつけられるかについて、これは特に一瞬の動きや感情を捉えることへの挑戦です、と彼は話します。そして更に「適切な時に、適切な場所で、適切なカメラで瞬間を捉えなければなりません。そして、例えばポートレート写真のように、一枚の写真に何時間もかけることは出来ません。」
 
 この写真の分野に問題はありますか?
 
 Meijco さん:「問題はいっぱいあります。例えば速さ、思いがけない動き、選手たちの予想出来ない動きの数々、少なすぎる光 ... 撮り直すことは出来ません。まさに秒の仕事です!」
 
 スポーツの話題をもう少し。’スポーツとフローニンゲン’について、個人的にはどのように見ているのでしょうか?
 
 Meijco さんの答えは、とても明確なものでした。「フローニンゲン州にはサッカーと並ぶ多くの充実したスポーツが存在しています。それらも又、メディアや政治の関心をもっと多く受けるに値するものだと思っています。」
 
 スポーツの他に、写真家として惹かれる主題は何でしょうか?
 
 Meijco さん:「自然。プロフェッショナルなカメラを持っているので、今自然も撮っています。それは又、スポーツとかなり類似していることが明らかです。自然の中で出会える動きは、スポーツと比較することが出来ます。一度この3枚続きの写真を見てください。」
 
 
 
 
 Run Winschoten での世界選手権に参加した日本選手以外に、もっと日本との関わりがあるのでしょうか? 彼は、もう十年来日本のトップスケーターたちと様々に関わってきました、と答えます。
 それらは彼のウェブサイトに全て載せられており、それらの写真を様々に注文することも出来ます。実際どのようにして、そのアイデアが生まれたのでしょうか?
 「撮影した写真は、主としてスポンサーやメディアに提供していましたが、その他に個人で写真を注文したい人たちもいました。それらへの応対に自分の時間を取られ過ぎたので、それを外注することにしました。今スポーツ写真は Oypo によって、自然の写真は KINA によって販売されています。」
 
 忙しい日々と思いますが、その他の趣味のための時間はありますか?
 
 Meijco さん:「週に2回走り、サイクリングもよくしています。又私は Westerwolde(ヴェステヴォルデ)に心を捧げています。私の住んでいる Wedde(ヴェデ)も、その中にあります。これは全てを含んでいます。ここで話される言葉、この地域の歴史、ここで見出せる自然。フローニンゲンは私にとって‘ヴェステヴォル(フローニンゲン語でヴェステヴォルデのこと)’で、その逆も又然りです。」
 
 
   
 
Westerwolde(ヴェステヴォルデ) 
 
 ドイツとの国境に面し、泥炭集落の東に、その美しい Westerwolde は位置しています。その美しさにもかかわらず、この地域はそれほどよく知られていないことが人を驚かせます。一度 Westerwolde を訪れた人はきっと、再び戻って来ようと思うでしょうから。そこが多くの人たちによってフローニンゲンのとても美しい地域の一つと言われているのは、納得できまることです。
 しかしその特徴は、フローニンゲンよりドレンテのものをより多く帯びていて、ここではヒースの草原や森が見かけられます。その北で合流して Westerwolde Aa(ヴェステヴォルデ・アー) となる至宝の川、 Ruiten Aa(ラウテン・アー)と Mussel Aa(ムセル・アー)が流れるとても美しい地域で、その川岸は静けさを求める人たちにとって最適の滞在地です。
 しかし遠い昔は、とても異なった姿でした。その歴史は、危険な湿地と、当時人が住んでいた安全な砂地の丘陵のことを、語っています。その後度々起こった激しい戦いのことも、よく話されています。その原因の一つは、フローニンゲン市が Westerwolde を支配下におこうとしたことでした。1619年、ホラントの住人 Willem den Hove が彼の領地権をフローニンゲン市に売却することを決め、その長く続いた統治をめぐる戦いは終わりを告げました。
 
 
 
 
 
Meijco van Velzen のレンズが捉えた

Run Winschoten 2011 と日本の選手たち
 
 
(左から) 片山志保・落合尚美・大八木和佳子・伊藤夕子 の 各選手
 
 
 井上真悟選手 (前列右)
 
 
 伊藤健一選手(左) と 高橋雅一選手(右)
 
 
 原良和選手(中) と 井上真悟選手(右)
 
 
高田由基選手(前列左から2番目) 
 
 
 小田有希子選手(右)
 
 
大八木和佳子選手
 
 
 伊藤健一選手
 
 
(二列目左より) 原良和・井上真悟・中台慎二 の 各選手
 
 
 原良和選手(前) と 井上真悟選手
 
 
 片山志保選手(左) と 落合尚美選手
 
 
 藤澤舞選手
 
 
 伊藤健一選手
 
 
 落合尚美選手
 
 
 小田有希子選手
 
 
 藤澤舞選手
 
 
 原良和選手
 
 
 ゴール直後の高田由基選手(上下)
 
 
 
 藤澤舞選手
 
 
 高橋雅一選手
 
 
  Meijco van Velzen さんの写真をもっと見たい方は:
>>Meijco さんの Run Winschoten 2011



Run Winschoten 2011 については:
>>Run Winschoten 2011 レポート



<左の写真>
  フルアクションの Meijco さん
  撮影: Dick Soepenberg ©
 
 
写真のページⅠ(日本選手たち)へ 
 
 
写真は Meijco van Velzen さんから提供していただきました。
写真のコピーライトは全て Meijco van Velzen さんに属しています。
営利非営利に関わらず、写真の無許可の使用は厳禁です。

写真は、Meijco さんの Run Winschoten 2011 のページの一番下、椅子に座っている子どもの写真をクリックすると Oypo のページに移り、そこから購入出来ます。
分かりにくい場合は Trankiel に連絡ください。日本語で説明します。
 
 
 



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