Trankiel  Groningen - Japan
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壁画




トロンプ・ルイユ








天井の修復、アールヌーボー様式




天井絵の修復、エールデのオランダ改革派教会



「魔術師達」

フェルトマン



フェルトマン




魅惑的なペイント芸術

 五百人を超える人口のニーザイル、他の14の村と共にザウトホルン自治体を形成しているその村に、才能ある二人の女性、カーリンとヤンティナがいます。フローニンゲンの南西に位置するこの村を、もう少しよく見てみると、彼女達の専門は、ここ「小さなもの」と関わる歴史ある工芸地域に、とてもよく合っています。

 州の他の場所と同様、ここでも人は水と闘ってきました。特に、村がまだボムスターザイルという名前であった1421年11月18日から19日にかけて、悪名高い「聖エリザベス洪水」に見舞われた時がそうです。この悲惨な日々に、古い堰ボムスターザイルは満足できるものではありませんでした。新しい堰の必要が明らかになり、それは1562年に実現されました。村自体の名前が、それに伴って変わりました。ボムスターザイルはナイエ・ザイル(新しい堰)に、あるいは私達が今日そう呼んでいるニーザイルになりました。「協会古いフローニンゲンの教会(SOGK)」に属している1661年からの見事な古い教会のある、静かな村。教会はいわゆる「ザールケルク(直方形の教会)」で、今もとてもよい状態に保たれています。オリジナルな調度品、現存する興味深い古文書、屋根の小塔は、充分語るに値するものです。更に教会には、17世紀のウェストファリアンのオルガンがあり、それはエールベーク(ヘルデラント州の町)の改革派教会から1920年にここに移されたものです。 

 古い時代を残すこの周辺に、アンティーク装飾ペイント ― それには今再び関心が高まっています ― の開拓者、カーリン・フェルトマンとヤンティナ・フェルトマン、Veldman & Veltman として知られている二人がいます。両者共に、ソフトセクター出身です。カーリンは精神科の看護婦でソーシャルワーカー、ヤンティナは青少年の福祉に従事していました。
 人はこれを「運命」と呼ぶかもしれませんが、偶然が二人をフローニンゲンの骨董店の同じ職場に導きました。そこですぐに、同僚としてとてもうまくいくことが明らかになります。更に、二人の望み、ペイントの仕事を一緒にしようという考えも、そこで育ちました。先の「SOGK」の雑誌のインタビューの中で、手を使った仕事をするのは、ソフトセクター出身の人達にとって珍しいことではない、と彼女達は話しています。彼等は、しばしば手工芸を選びます、と。 

 彼女達はアンティーク装飾ペイントを選びました。二人一緒に、大理石と木の模倣ペイントのコースで学びました。仕事に精通し若い世代にその知識を伝えたいと思っている様々な年配のペインターのところで、カーリンは見習として働きます。その他にも彼女は、トロンプ・ルイユや、色の歴史の研究のような専門的なコースで学びました。ヤンティナはベルギーに行き、アントワープの北、カペレンにあるメイレマンス・装飾と修復の上級研究所で学びました。
 それらすべての結果彼女達は今それぞれが異なった領域の専門家となっており、チームとして互いに素晴らしく補い合っています。

 10年前の1996年には、装飾ペインターとして独立できるまでになりました。最初は大理石や木の模倣ペイントのような、主に装飾の仕事でしたが、これは間もなく変化します。最初の修復の仕事が彼女達のところにやって来ます。一番初めは、ザウトヴォルデにある12世紀からの凝灰石造りの教会でした。そうこうするうちに、他の多くの古い教会がこれに続きます。彼女達の仕事ぶりを考えれば、その修復の数は更に増え続けていることでしょう。
 彼女達が情熱を注ぐ修復の仕事は、外科医の仕事と最もよく比べることが出来ます。外科用のメスさえ欠かせません!この極めて精密な仕事には、その他カラーチャートやレンズも使われます。それは、最も古い層を求める、元の色を求める、探索です。そのための精密を極めた削り取りの作業です。この削り取られた塗料は、必要な場合は実験室にまで運ばれ、調べられます。それは、捜索、パズル解きを思わせます。彼女達自身が言うように、「全体を読む」作業です。この極度に集中力を要する作業を、彼女達は「それは、本当にとても興奮します。」と輝いた瞳で情熱的に語ります。
 今でもたくさんの大理石や木の模倣ペイントの仕事をしていますが、破損の修復にも又その技法を使っています。先に述べたように、彼女達は石や木の表面へのペイントと同様に、教会の古い壁画の修復も行ないます。まだ他にもあります。例えば、オルガンの部分への熟練を要する金箔はりや、色の歴史の研究などです。最後に言い忘れてはならないのは、彼女達自身も個人や会社等の注文に応じて、壁画、あるいはトロンプ・ルイユを制作するということです。

 彼女達は本当に魔術師のようで、とても古い伝統を受け継いでいます。というのも、既に19世紀末、壁紙を買うのが人々には高すぎた頃、装飾ペインターがそれを助けていましたから。
 今、この時代に、カーリン・フェルトマンとヤンティナ・フェルトマンは、装飾だけではない本物の手工芸、オーセンティックな何かを、人々に提供しています。








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