Trankiel  Groningen - Japan
Welkom  Terug in de tijd Japanners in Nederland Groningen en Japan Cultuurverschil Japan Groningen  
 ようこそ むかし へ オランダ の 日本人 フローニンゲン と 日本 文化のちがい 日本 フローニンゲン  
 
オペラ「カルメン・イン・デルフザイル」

2010年6月17日~25日
 
 今年6月、デルフザイルのモーレンベルフ広場で、ジョルジュ・ビゼーの「カルメン」が野外オペラとして上演されます。デルフザイルに多くのタレントが存在し、それを組織する大きな能力があることを、それは再び示しています。話題のオペラカンパニー Opera Spanga(オペラ・スパンガ)とIVAK de cultuurfabriek(イファク・文化工場)が共同で制作するこのユニークな作品は、この港町の今までで最大の文化イベントに発展しそうな、多くの可能性を秘めています。
 それは本当に、とても特別なものになるだろうと期待されています。そのオペラはコリーナ・ファン・アイクの下で、原作を損なうことなくデルフザイルに合ったものにされます。風車アダムにも役が与えられ、すぐ近くの以前の郵便局は、オペラの中でセビリアの広場のタバコ工場に変身させられます。
 
 又その周辺でも多くが楽しめます。今もう、デルフザイル自治体の中の様々な場所で、カルメンがやって来る準備が始まっています。
 
 周りの村々では、店主たちがカルメン週間を企画し、飲食店が港町を夢中にさせているうねりへ参加するなど、お祭り開催に向かっています。
 ビジネスイベントも催される予定で、いくつかの学校は「カルメン・イン・デルフザイル」に関わるプロジェクトを計画しています。お祭りのケーキにのせるサクランボとしては、フィルムフェスティバル、講演、展覧会、国際合唱フェスティバルが企画されています。
 「カルメン・イン・デルフザイル」の公式ウェブサイトには、プロのオペラカンパニーによるこのような大規模なコミュニティ・プロジェクトへの協力、又それを大成功させようと全力を傾ける多くのボランティアたちによる組織は、かつてなかったことだと書かれています。技術者たち、大工や塗装業者たちの他、刺繍をする人、料理人、交通整理をする人、ベビーシッターやPRに協力する人たちがいます。又、国際フェスティバルに参加するそれぞれの合唱団の世話をしてもらえるよう、周辺の村々に頼んでいます。
 
 このすべてが、ドイツのエムデンからデルフザイルに向かうバス旅行の間に浮かんだアイデアから生まれたことを考えてみてください。イファク・ユース・ヴォーカル・アンサンブルがそのドイツの港町での公演を思い出して楽しみ、オペラをする時だと結論しました。
 一緒に旅行していたイファク・マネジャーのジャクリーネ・クレーメンツさんが「カルメン」という名前を出し、実際、彼女自身が素晴らしいパイオニアとなるそのプロジェクトの最初のきっかけを与えました。
 
 そのバス旅行から1年半経った今、「カルメン・イン・デルフザイル」は多くの人の心を虜にしています。それは又、質の高い公演になると予想されます。
 オペラ・スパンガの創設者で、国際的に洗練されたコリーナ・ファン・アイクが、その制作・演出に関わっています。コリーナは疑いなく、彼女の映画的でモダンな手法で、このオペラを人々に感銘を与えるものにすることでしょう。
 レーウワーデンのフリース・ユース・ハーモニーオーケストのミュージシャンたちから成るそのオーケストは、他ならぬアメリカの指揮者デイヴィッド・レヴィにより、きわめて専門的に指揮されます。彼は世界中でオペラ、ミュージカル、サウンドトラック、バレー、交響曲の作品を指揮し、コリーナ・ファン・アイクと特別な絆を築いています。
 
イファク・ユース・ヴォーカル・アンサンブル-イタリア旅行 ヤスペ・ヒディング



 オランダ、ポルトガル、中国からのプロの歌手によるそのキャストは、本当に国際的と言うことが出来ます。
 彼らの、この「カルメン・イン・デルフザイル」の上演で、前途有望な若い歌手たちが助演します。その中にイファク・ユース・ヴォーカル・アンサンブルの二人の才能豊かな歌手がいます。
 エーヴァ・マルクスは、カルメンの友人の一人、メルセデスを演じます。そしてヤスペ・ヒディングは、ドン・ホセの上官、スニガの役で登場します。

 カルメン合唱団は、ナニー・テ・ヴィールのイファク・ユース・ヴォーカル・アンサンブルがベースを作ります。
エーヴァ・マルクス
 又このオペラのため、地域からのより年配のアマチュアの歌手たちだけでなく、例えばフランス人歌手やチェコの才能溢れる二人のテノール歌手(18歳と20歳!)で補完されます。トップレベルの国際的合唱団と言うことが出来ます!
 
 スペインの雰囲気のデルフザイル。これを見逃したい人がいるでしょうか ...
 
 
 
上演日程
 
2010年6月17日、19日、21日、23日、25日
 
チケットの購入、追加情報 >>Carmen in Delfzijl(英語)
 


現時点までの「カルメン・イン・デルフザイル」をめぐる全ての活動はまだ流動的なので、一部計画に変更があるかもしれません。
 
 
 
 
 
木靴のカルメン
 
 オペラ「カルメン・イン・デルフザイル」をめぐるフェスティバルは、3月20日メートハウゼン村での家族で楽しめる「木靴のカルメン」上演でスタートします。これは、2010年6月17日~25日にデルフザイルのモーレンベルフ広場で5回上演されるそのオペラの雰囲気を、その前に地域の人々に味わってもらおうとするものです。
 
 そのコミカルな「木靴のカルメン」は、偶然有名なオペラ制作者のコリーナ・ファン・エイクに間違えられた、くじ売りのエリスの物語です。
 観客は、緊張感あふれる「カルメン・イン・デルフザイル」のオーディションへと誘われ、友情、当惑、嫉妬、混沌が、ビゼー作「カルメン」からの感情を掻き立てるアリアで、交互に表現されます。
 
>>Carmen in Delfzijl(英語)
 
 
 
チェコ共和国のフェスティバルも「カルメン」がテーマ
 
 チェコ共和国リトミシェルでの音楽フェスティバルは今年、デルフザイルに続いて、印象的な「カルメン」のイベントを選び、2010年3月23日~27日、ビゼーのそのオペラをテーマとした、チェコの教育大学とギムナジウムの全国コンクールが開催されます。
 リトミシェルでは、2009年に教育大学の混声合唱団KOSがオランダ北部とドイツを訪問した後、そのテーマが選ばれました。イファク・ユース・ヴォーカル・アンサンブルと特別な友情の絆を持つ、この若者の合唱団は、既にいくつかのコンクールで世界的なレベルを獲得しており、世界の最高レベルに属しています。
 チェコの合唱フェスティバルとデルフザイルのカルメンフェスティバルの協力を再び示すものとして、IVAKの先生で声楽指導者のナニー・テ・ヴィールが、そのコンクールの審査員として招待され、審査の他に、二つの独唱マスタークラスと、フェスティバルの全参加者とのワークショップを受け持ちます。
 
 
 
 
<右>ナニー・テ・ヴィール
 
 
 
 
テニスクラブ・デルフザイル、カルメン・イン・デルフザイルに加わる
 
 目立った黄色のカルメンの旗竿と共に、テニスクラブ・デルフザイル(TCD)はオペラフェスティバル・カルメン・イン・デルフザイル周辺の活動の一部になりました。カルメン・イン・デルフザイルを、近隣のあちこちからやって来る人たち皆に気付いてもらえるように、テニス公園TCDの旗はフェスティバルが終わるまで、誇り高くはためき続けるでしょう。
 
 テニスクラブは又この活動で、ピンクリボン協会の援助も行っています。カルメン・イン・デルフザイルはこのチャリティのための募金に全力を注ぎます。テニスクラブの人たちの側では、食堂に貯金箱を置いてお金を集めています。
 
 その他に、2チームが彼らのホームゲームや地域での遠征試合で宣伝をします。男性チームの35と55が試合に、カルメン・イン・デルフザイルの公式シャツを着て出場します。スポーツと文化が手に手をとって!
 
 
 
木靴のカルメンの出演者たち - 写真 Egbert Euser ©
 
ロスドルプも既にスペインの雰囲気
 
 木靴のカルメンの出演者たちは、フローニンゲン州のツアーでホーヘラントを興奮させました。ロスドルプ村のコミュニティセンター「デ・ボンヘルト」が赤や黄色のスペイン色に彩られただけでなく、特別に作られた闘牛場への門も目だっています。ロスドルプの自治組織は、ここぞとばかりに頑張りました。夜の公演二回の後に、「エールスト・フルナハー・バーイアマー・マネンコーア(最初のフローニンゲン州ビールムの男声合唱団)」が歌い、土地の若者には無料チケットが用意されました。合唱団は純粋なフローニングス(フローニンゲン語)で歌いましたが、これも又愛と情熱が話題になりました。
 
 
 
ロシアの児童合唱団とIVAK児童合唱団

アウトハウゼンメーデンでジョイントコンサート
 
 2010年4月29日木曜の夜、カリーニングラードからのカテリーナ・ベリク指導のロシアの児童合唱団ヴィラネラと、ナニー・テル・ヴィール指導のIVAKカルメン児童合唱団が一緒のコンサートが開催されました。これは「カルメン・イン・デルフルザイル」の一環として企画されたもので、アウトハウゼンメーデンの改革派教会で行われました。
 
 ロシアの衣装を着けたロシアの児童合唱団は、ヴァイオリンとバラライカの楽器演奏と交替で、様々な歌を披露し、観客はその多様に構成された音楽パフォーマンスを大いに楽しみました。
 観客はもちろん、IVAKカルメン児童合唱団のパフォーマンスも楽しみました。子供たちは、この公演で再び、地域が持つ多くの才能を見せてくれました。
 
 
 
 
 
カリーニングラードからのゲストたちの
パーフォーマンスに見入る
IVAK児童合唱団のメンバーたち


写真:ナニー・テ
・ヴィール
 
 
 


デルフザイルでは至る所で「カルメン」
に出会います。(ゴミ収集車にも)
 
 
 
風車アダム(デルフザイル)で展覧会
 


4人の画家がカルメンのリハーサルに。

スケッチ等の展覧会をアダム風車で開催。
 
 
 
 
4人の画家たち:
Paula Biemans
Michiel Budel
Marc den Hamer
Hinnie Steenbruggen



オープン時間

水、土、日

午後2時~5時

(6月27日まで)
 
 
 
 
 カルメン・イン・デルフザイルの他のページへ
 
 
           >>IVAK, de cultuurfabriek(イファク、文化工場)
 
           >>イファク・ユース・ヴォーカル・アンサンブル
 
           >>デイヴィッド・レヴィ(David Levi)(英語)
 
 
 



© 2010 Trankiel