Trankiel  Groningen - Japan
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「フローニンゲンの人たちは今やすべてを、心の言葉で信仰することが出来ます。」

クラース・ピーテマン牧師(*)
 
 
 
 
フローニンゲン語の(詩篇の)詩歌と賛美歌
 
 
 
 2008年、教会の歴史で初のフローニンゲン語に訳された聖書が現れ、そして今再び、正に翻訳マラソンと言えるものに終わりがやってきました。1959年に、Groninger Culture Gemeenschap(フローニンゲンの文化共同体)の要請で、詩篇の詩歌と賛美歌の韻を踏んだ翻訳が始められました。8人のワークグループが、これに取り掛かりました。それに続く半世紀の間に、その仕事の中で明らかな変化が起こりました。空きが出来、補充されます。これを含め、ワークグループに属したのは全部で22人にのぼります。
 
 フローニンゲンの詩人 Jan Boer(ヤン・ブーア)を委員長とした beriemenskemizzie(ベリーメンスケミシー:押韻委員会)は、その必要性を十分意識してその仕事を始めました。当時既に州のあちこちで、フローニンゲン語の礼拝が行われていました。このフローニンゲン語での礼拝では、説教だけでなく、歌も自分たちの言葉で歌われていました。この詩歌や賛美歌のフローニンゲン語訳が、確かに必要とされていました。ここの人たちがフローニンゲン語で「D'r was verlet om!(その必要があった!)」と言っているように。
 よく知られた詩歌や賛美歌から始められました。これは1966年に『Grunneger psaalms en Gezangen(フローニンゲンの詩歌と賛美歌)』として出版され、1981年にはその第二部も出版されています。そして1991年に『God's laifde het gain èn of swet(無限で境界なき神の愛)』が続きました。これらはもう長い間絶版になっています。しかし、聖書がフローニンゲン語に訳されることが知らされた後、その委員会は、どうしても150の詩歌全てを訳すという計画を立てました。
 
 Liudgerstichten(リウドゥハー協会)が2010年11月27日、800ページ以上の『Psaalms & Gezangen(詩歌と賛美歌)』をプレゼンテーションする時には、最初の文字が真新しい紙に置かれた日に思いが馳せられることでしょう。その後長い年月が過ぎ、その努力が完成させたこの本のプレゼンテーションには、何人かの共同制作者たちは出席することが出来なくなっています。委員会の6人の韻制作者たちがその間に亡くなり、1983年にはRotumu(ロツム)の元委員長ヤン・ブーアも亡くなっています。
 この『Grunneger liedbouk(フローニンゲンの歌集)』のテキストは、現在の委員長、Niekerk(ニーケルク)のKlaas Pieterman(クラース・ピーテマン)牧師と、リウドゥハー協会の書記で、先に聖書のフローニンゲン語訳コーディネーターとして手腕を発揮した、Marten van Dijken(マルテン・ファン・ダイケン)氏によって編集されました。
 その歌集には、全部で150の詩歌と356の賛美歌が収められています。これらの賛美歌は主として教会のための歌集からのものですが、1938年の改革派の歌集や、その後の『Gezangen voor Liturgie(典礼のための賛美歌)』、『Zingend Geloven(信仰へ歌う)』、『Tussentijds(時の間)』のような歌集からも取られています。新しい歌詞も、収められています。新しいテキストとメロディーです! 何世紀もの、様々な国の、多様な詩人や作曲家の歌で、その歌集は構成されています。
ヤン・ブーア
 
 11月27日に Petrus en Pauluskerk(ペトルス&パウルス教会)で開催されるプレゼンテーションには、Zeerijp(ゼーライプ)からHenk de Vries(ヘンク・デ・フリース)率いるRiepster Cantorij(リープステ・カントライ:Cantorij=教会の合唱団)、オルガン奏者Pieter Pilon(ピーテ・ピロン)、歌手のElisabeth Vink(エリサベト・フィンク)とJan Martens(ヤン・マルテンス)による演奏も行われます。
 さらに、いくつかの詩篇の歌にフローニンゲン語で書かれた10篇の特別な詩の、小さな詩集のプレゼンテーションも行われます。この中から、4人の詩人、Jan Siebo Uffen(ヤン・シーボ・ウフェン)、Janka Rubingh(ヤンカ・ルビン)、Aly Frije(アリィ・フライヤ)、Reinder Willem Hiemstra(ラインンデ・ヴィレム・ヒームストラ)が、その詩集の中の自身の作品を朗読します。
 
 
プレゼンテーション『Psaam & Gezangen』
Loppersum(ロペルスム)、ペトルス&パウルス教会にて
2010年11月27日午後2時半より 入場無料
ペトルス&パウルス教会
 
 
(*)「ダハブラット・ファン・ヘット・ノールデン」2010年11月2日の記事より引用
 
 
>> Liudgerstichten(オランダ語)
 
>>フローニンゲン語の聖書
 
 
『詩歌と賛美歌』のプレゼンテーションへ
 
 
 



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